忘れない内に岩手県アマチュア囲碁大会(仮称)の出場報告記を書き込みます。
参加者は当日キャンセルがなく予定通り22名でした。
1回戦の組合せは以下の通りです。(左側が勝者、敬称略)
mino-shin-pom
裏嶋太郎-S藤悠
N海-N沼
W辺-M野新
N澤-M野慎
shosaku-saito
裏嶋太郎さんは時間が切れそうだったとのことですが、何とか打ち切って逃げ切りました。
N海さんは強豪相手に見事にデビュー戦を飾りました。
shosakuさんは重鎮対決を制しました。
2回戦の組合せは以下の通りです。(左側が勝者、敬称略)
まつひか-mino
F野-えどわーど
裏嶋太郎-N里
N海-Y野
W辺-Mら父
N澤-T端
kan-S田
Mら兄-shosaku
minoさんは回しに手が掛からなかったとのことです。
裏嶋太郎さんは大石を取られたものの相手の時間切迫を利用しヨセで差しました。
N海さんは大石が危なくなるもののシノいで勝ち切りました。
私はS田さんの粘りに手を焼くものの相手の緩手に乗じて大石を取りました。
勝勢になってからもう少し慎重に打たないといけないですね。
反省の多い対局でした。
Mら兄さんは中盤で築いたリードを守って逃げ切りました。
準々決勝の組合せは以下の通りです。(左側が勝者、敬称略)
まつひか-F野
N海-裏嶋太郎
N澤-W辺
Mら兄-kan
N海さんは囲碁センター7段クラスを相手に3連勝とさすがの実力を示しました。
N澤さんはW辺君相手に時計の叩き合いを制しました。
時間切れ勝負には滅法強いW辺君を時間切れに追い込むのは凄いです。
苦手にしていた印象ですが、これを機会に克服できるでしょうか。
さすがのW辺君も50代になり反射神経が少し落ちて来たようです。
黒番の私は序盤で優勢を築くもののやや薄い手を打ってしまい、Mら兄さん得意の乱戦に持ち込まれました。
それでもまだ形勢は良かったのですが、肝心の所でカケツぐ方向を誤ってしまい難しい勝負となりました。
その後は時間が少なくなったこともあり、徐々に差が付いてしまいました。
乱戦の雄相手には薄い手を打たないように気を付けないといけないですね。
準決勝の組合せは以下の通りです。(左側が勝者、敬称略)
まつひか-N海
Mら兄-N澤
N海さんはやや苦しめの局面で1子を助ける緩着を打ってしまい一気に形勢を損ねました。
後半はまつひかさん得意のヨセでどんどん差を付けられてしまいました。
この辺りはブランクのせいがあるかもしれません。
勝負勘が戻ってくれば優勝戦線に絡んで来ることでしょう。
そして、決勝は3年連続でまつひか-Mら兄戦となりました。
序盤はまつひかさんが優勢だったものの中盤からMら兄さんが力を発揮し逆転勝ちしました。
# 名人戦挑戦者決定リーグ戦プレーオフ観戦を中心に過ごしていたためほとんど観戦していません。
過去4回の決勝ではいずれもまつひかさんに敗れ何度も涙を飲んでいます。
Mら兄さんにとっては会心の優勝だと思います。
これでMら兄さんは本大会は前身の世界アマ選手権戦以来11年ぶり5度目の優勝となります。
名誉世界アマと名乗っても良いのではないでしょうか。
また、優勝回数は大台の10に達しました。
密かに私が先になることを狙っていましたが、さすがに敵いませんでした。
最近の決勝進出回数が全然違いますから当然でしょう。
Mら兄さん、改めて優勝おめでとうございます。
全国大会等の付加価値はありませんが、王座戦等の地区予選が免除になるのは大きいです。
もちろん、岩手日報に写真付きで載るのが最も大きいですが。
本当は県独自ではなくかつてのように全国大会予選を兼ねて欲しいです。
日本棋院さん、何とかスポンサーを見付けてください。m(__)m
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