名人戦挑戦者決定リーグ戦最終ラウンド一斉対局が行われました。
その結果井山2冠が敗れ芝野虎丸十段が勝ったためこの二人のプレーオフにもつれ込みました。
https://www.asahi.com/articles/AST7P42FQT7PUCVL03SM.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/1480249d0873b5ad26ee6c2c0273057cc8b4e1a5
井山2冠が6連勝した時にはライバルとの対局が終わっていたために挑戦は決定的と思っていました。
終盤にまさかの2連敗を喫し、この不調が深刻なことを改めて示しました。
3日後に行われるプレーオフに勝つのは大変だと思いますが、ここまで来たら開き直って打って欲しいです。
一力名人の挑戦者を決めるのには相応しい組合せだと思います。
なお、広瀬優一七段戦は右下隅で一気に形勢を損ねそこからはチャンスが訪れず完敗でした。
全体的に序盤から無理気味の手が目立ち、不調が際立ちます。
今の状態で挑戦者になっても一力名人に勝つイメージは全く浮かびませんが、この二人の二日制の碁はまた見たいです。
また、福岡航太朗七段が6勝2敗の好成績ながら4位に終わったのは不運でした。
それだけ上位陣と下位陣の力の差があったと言うことでしょう。
今は日本囲碁界を令和四天王が席巻しているので、福岡航太朗七段の成長次第ではこの傾向はまだ続くことでしょう。
名人戦挑戦者決定リーグ戦、井山2冠と芝野虎丸十段のプレーオフへ

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