王座戦5番勝負第4局は井山王座が勝ち4連覇を達成しました。
# この1週間は推しの棋士が勝ちまくっているのでご機嫌です。
https://igooza.nikkei.co.jp/72nd/5ban_04.htm
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD30CKL0Q4A031C2000000/
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/72oza4_1.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/351bf74cce9a4f983859adbd8ebb12a70408688c
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d084fb18ea358223ff4810d886db76e72e1b712
例によって序盤はリードしていましたが、中盤で勝負形に持ち込まれました。
お互いに時間が無くなった時に二転三転しましたが、最後は幸いしました。
ちょうど私が見始めた時には井山王座の勝ちが見えて来ました。
形勢の良い時間が長かったので、運だけの勝利とは言えないでしょう。
井山王座は通算10期獲得により名誉王座の資格を得ました。
通算10期獲得で名誉称号の資格を得た人は初めてです。
# 5連覇より難しいので当然です。
これで自身の記録を塗り替える名誉5冠ですね。
残りは名人(後2期)と十段(後4期)になりますが、どちらもハードルが高いですね。
名人の方が簡単に見えますが、現在タイトルを持っていない&タイトル保持者が一力名人なので難易度に大差はありません。
個人的には名誉名人になれば思い残すことはありません。
# 無冠になってから小林光一九段(名誉棋聖、名誉名人、名誉碁聖)より序列が下になる可能性を排除したいです。
これで7大タイトルは一力4冠と井山3冠に二分されました。
だからと言って決してこの二人が断トツという訳ではありません。
無冠の帝王の芝野虎丸九段の巻き返しに期待しましょう。
なお、タイトル通算記録を抜かれた二十五世本因坊治勲コメントが面白いので見てください。
珍しく読売新聞の記事が大きいのはこの勝利の価値が分かる川村さんが書いているからですね。
川村さんの囲碁界の貢献には感謝しています。
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