赤旗名人戦県大会の結果

昨日行われた赤旗名人戦県大会の結果を報告します。
Ａクラスは１０名が参加し結果は以下の通りです。（敬称略）
＃ 四段２名がＢクラスに参加することになったので１０名に減りました。

１位　Ｋ谷
２位　まつひか
３位　長澤

今年も３回戦が事実上の決勝となりました。
前日の将棋の大会と違って波乱は全く起きずに決勝はＫ谷－まつひか戦となりました。
まつひかさんが優勢に打ち進めていたようですが、大石を取りに行き生きられ逆転負けを喫したようです。
一手だけ読み抜けがありこれが致命傷になりました。
やはり優勢時に大石を取りに行くのはリスクがありますね。
この敗戦によりまつひかさんの４連覇の夢は潰えました。
この二人は４回戦を共に勝ち、順当に１、２フィニッシュとなりました。
Ｋ谷くんは久しぶりの大会出場であっさりと全国大会出場権を獲得しました。
Ｋ谷くんは持ち時間２０分秒読み３０秒の大会に出場するのは初めてだと思いますが、早打ちなので十分に対応できるでしょう。
まつひかさんに引き続いての好成績を期待しています。
今回は１回戦からＫ谷－Ｍら兄戦の豪華カードがありました。
私はくじを引いた時には２本しかなく、もう少しで１回戦でＫ谷くんと当たるところでした。
Ｍら兄さんは時間に遅れて到着したため、Ｋ谷くんに時間ハンディを与えてしまいました。
早打ちのＫ谷くん相手に時間ハンディはかなりのハンディになります。
やはり、誰と当たるか分からないので、時間に遅れないように気を付けないといけません。
＃ 今年はアマ本因坊戦全国大会で羽根ジュニアがやっております。
私は１回戦で久しぶりにえどわーどさんと当たりました。
えどわーどさんの積極的な攻めにタジタジでしたが、要石気味の３子を取って優勢を意識しました。
実際は私が序盤で定石を間違えたので、元々少し苦しめの戦いを強いられたためそれほどの優勢ではないようです。
その後えどわーどさんの大石をいじめたのですが、えどわーどさんがシノギを誤って思いがけず大石を取ることができました。
しかも手止まりの星の三々入りを打てたので勝勢となりました。
地の損を覚悟で大石を取りに行く時には読み抜けがあると怖いので、途中で結構震えましたね。
２回戦は昨年に引き続きまつひかさんと当たりました。
序盤早々に損なワカレになり早くも非勢になりました。
その後鈍感力で頑張ったのですが、思うように攻められずに好転しませんでした。
最後は辺の大石が死に中盤早々に投了です。
昨年と違いかすり傷すら付けられませんでした。
これでまつひかさんには３年連続で敗退となり良いお客さんとなっています。
３回戦は裏嶋太郎さん相手に見損じが２ヶ所であり潰れてしまいました。
気落ちしているとは言え１局で２回も見損じしてはいけませんね。
これにより今年もただの人で終わりました。

なお、同時に行われたＢクラス（四段以下のハンディ戦）は９名参加で結果は以下の通りです。（敬称略）

１位　古川昂三段
２位　中村信之三段
３位　岩崎久四段

最近上達意欲が高まった昂くんが見事に優勝しました。
四段に上がる日も近そうです。