岩手王座決定戦盛岡地区予選の結果

囲碁

昨日行われた岩手王座決定戦盛岡地区予選の結果を報告します。
出場者は予定通り27名でした。
# 現タイトル保持者のまつひかさんとMら兄さんは予選免除です。

代表者8名は以下の通りです。(敬称略)

I藤(伸)、N澤(以上3連勝者)
kan、W辺、shosaku、N里(以上4連勝者、kanは不戦勝を含む)
S藤(顕)、Y野(以上3勝1敗者)

代表決定戦の組合せは以下の通りです。(左側が勝者、敬称略)

kan-Mら父
W辺-T中
S藤(顕)-F野
shosaku-Y中
N里-K崎
Y野-Y田(恵)

前大会代表者8名+招待選手1名(kan)の9名がいつものように振り分けられました。
1組と2組が前大会代表者2名居る不運なリーグです。
W辺幹事長は善行を積み重ねているにも関わらず残りくじ二つの状態でN里さんに5組を引かれ1組に入りました。
これでW辺幹事長かMら父さんの二人の内少なくとも一人が1敗を喫することになり嫌な感じがしました。
その後1組、2組には代表常連者が一人も入らず死のリーグはできませんでした。
また、棋力差の大きい対局が多いこともあり波乱は起きませんでした。

私は3人リーグのくじを引き喜んだのも束の間いきなりY中さんと当たることになりました。
初戦の相手としてはヘビーです。
この対局を制した後は何とスクールの生徒のF川(愛)さんと当たることになりました。
しかもこの対局の棋譜を採ることになりました。
新聞に載るので変な手は打てないと少し緊張しました。
案の定序盤をうまく打たれ、序盤ではそんなに大きな差は付きませんでした。
中盤以降にF川(愛)さんがミスを重ね差がどんどん開きましたが、ここは棋力差があるので仕方がありません。
死活絡みで単純なミスが出たので課題が浮き彫りとなりました。
ただし、序盤はお父さんより上手かったです。
この長所を今後も伸ばして欲しいですね。
いずれ続けていれば中学生中にアマ高段者になるのは確実なので、今後の成長が楽しみです。
なお、この対局はF川(愛)さんの自戦記で新聞に載る予定です。
小学生が執筆するのは日報囲碁欄では初めてではないでしょうか。
代表決定戦の組合せでは最も当たりたくないMら父さんに入られてしまいました。
一番先に引いて私の所に入って来るのですから余程気に入られているのでしょう。
不戦勝が1つあったので打つのは覚悟していたのですが、冒頭の不安が現実になりました。
当たった以上は覚悟を決めるだけです。
Mら父さんの黒番で3連星を打って来ました。
これは自分の得意布石だったので序盤は思い通りに打てました。
AI判定でも早い段階で勝率が高くなりMら父さん戦では珍しく完勝でした。
Mら父さんはリーグ戦の疲れから少し淡白だったかもしれません。
いずれこの勝利は自信につながります。
最近の地区予選では最も収穫の多い大会でした。

若手ではY田(恵)くんがshin-pomさんに勝ってリーグを抜けたのは大健闘でした。
N里さん相手にも惜しい局面があったと聞いています。
今週末の高校東北大会に向けて弾みが付いたと思います。
今大会は近年最高の参加者で大変賑やかでした。
やはり地区予選が盛り上がるかどうかは参加者数の影響が大きいです。
来年の朝日アマ名人戦、アマ本因坊戦等でも参加者が増えるとうれしいですね。

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