呉清源杯世界女子囲碁オープン戦上野愛咲美六段準決勝敗退

呉清源杯世界女子囲碁オープン戦準決勝において上野愛咲美六段が崔精九段に敗れ決勝進出を逃しました。
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/8_8.html
本局は序盤早々に非勢になりましたが、そこから上野姉さんが頑張り逆転を果たしました。
その後ヨセ勝負に持ち込まれ僅かな差で敗れました。
中国ルールの黒番での半目負けは最も悔しいのですが、相手のヨセの力を称えるしかないでしょう。
＃ ネット中継を見ながら応援していたのですが、崔精九段は間違えてくれませんでした。
黒２３１の固ツギが最後の敗着のようで、１線にカケツいで居ればコウ材有利で逆転していたようです。
決して難しい手ではないので、これを見逃したのは崔精九段のプレッシャーでしょう。
上野姉さんは惜しくも敗れたものの存分に見せ場を作りました。
今後もチャンスが巡って来ると思います。