将棋女流棋士の妊娠・出産に関するタイトル戦規定について

将棋女流棋士の妊娠・出産に関するタイトル戦規定について、福間香奈女流六冠が記者会見を開きました。
＃ 同じテーマで立て続けにYahoo!トップニュースに載るのは珍しいです。
＃ 良くも悪くも将棋界は囲碁界と違って注目を浴びますね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82b10c3848d6cad27758b107c5989907be394961
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6562014
テレビ朝日の報道ステーションでは結構な時間を割いて放映されていました。
福間香奈女流六冠が子供好きであることが画面からも伝わって来ました。
六冠もタイトルを保持していると悩みが切実です。
また、先日結婚したばかりの西山朋佳女流二冠にも気を遣っての行動でしょう。
タイトル戦が年がら年中ある女流将棋界ならではの悩みです。
他のスポーツ界でそんなに問題にならないのは、ほとんどのスポーツで挑戦制度が取り入れていないからです。
トーナメント戦だけならその期間だけ出場しなければ良いだけですから。
スポンサーやスケジュールの関係があるので、この問題に対しては簡単には結論が出ないですね。
タイトルが８棋戦にも増えたことによる影響が相当にあります。
女流棋士のために発展したことが逆に首を絞めることになるとは皮肉です。
＃ 女流将棋界で抜けている福間香奈女流六冠と西山朋佳女流二冠を正棋士にして、女流棋戦の出場は白玲戦のみの出場にすれば取りあえず解決します。
なお、囲碁界は将棋女流棋士に相当する棋士が居ないこと、挑戦制度の女流棋戦が４棋戦しかないことからそんなに切実にならないはずです。
多少の不戦敗は致命的でない、４棋戦の番勝負だけなら日程調整が可能だからです。
実際に過去には既に経験している女性棋士が居ます。
いずれ将棋連盟には女流棋士の妊娠・出産の妨げにならないような規定変更を期待します。