高校囲碁選手権全国大会二日目より

高校囲碁選手権全国大会は二日目を終えました。
https://www.nihonkiin.or.jp/event/amakisen/highschool-gochampionship/46/index.html
団体戦は男子は仙台二高が8年ぶり2回目の優勝を果たしました。
女子は東洋女子高が初優勝を果たしました。
仙台二高は決勝トーナメントでオール2-1でチームワークの良さを発揮しました。
昨年の前橋高に引き続き2年連続で地方高校が優勝したのは素晴らしいです。
また、東洋女子高は決勝トーナメントでオール3-0で圧倒的な優勝でした。
この結果、私の予想が見事に当たりましたが、この程度では自慢になりませんね。

午後には男女個人戦が行われました。
岩手代表はShin君が紅林元中学生名人に敗れるなど1勝2敗に終わりました。
やはりかなり厳しいリーグに入ったようです。
私の予想通りこのリーグを抜けたのは紅林選手でした。
W邊和貴君は1回戦でシードの松田選手に敗れたものの残りを連勝し2勝1敗でした。
噂では松田選手に半目勝負をしたとのことです。
高総文祭を経て力を付けたかもしれません。
これに味をしめて一般棋戦にも出場してくれるとうれしいのですが。
O梶さんはくじ運に恵まれたのかもしれませんが、2勝1敗と立派な成績を残しました。
和貴君同様に今までの対局を経て強くなったかもしれません。
H川さんはくじ運が悪かったのか3連敗に終わりました。
O梶さんとそれほど実力差がないですから巡り合わせでしょう。
選手の皆さん、大変お疲れ様でした。

男子個人戦は決勝トーナメント1回戦で高総文祭優勝者の宅見選手とShin君に勝って勢いに乗っている紅林選手との重量対決がありました。
ここは高総文祭で勢いが付いた宅見選手が勝ちました。
また、1枠の小島-松田戦ももったいない組合せです。
実力者が上に固まった印象です。
決勝は宅見-末原戦で、宅見選手が優勝すると予想します。

男子個人戦は決勝トーナメント1回戦で小室-大沢姉戦の好取組があり小室さんが制しました。
東北勢では藤田姉さんがベスト8入りしています。
藤田妹さんは優勝候補の今分さんに敗れています。
決勝は今分-小室戦で、今分さんが優勝すると予想します。
今年は男女共に実力が伯仲しています。
特に女子は誰が優勝しても驚かないかもしれません。
岩井さん、加藤さんのような絶対的な存在は居なくなりました。
ただし、これは一時的な現象で今の院生女子率を見ると今後はレベルアップが予想されます。

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