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今月は今の囲碁界を象徴する出来事が二つありました。先ずは金沢真八段の引退です。金沢真八段は３１歳になったばかりの若手です。一時期は名人戦リーグに入るなど将来を期待された棋士でした。残念ですが囲碁界の現状を考えると別の道を選択するのも理解は...

王位戦第２局は藤井聡太王位が勝ち２連勝となりました。本局は封じ手局面でのリードをそのまま拡大して勝った藤井聡太王位の完勝です。二日制の対局はあきれるばかりの強さです。佐々木大地七段はこの敗戦によりストレート負けの心配が出て来ました。ただし...

碁聖戦第２局は井山碁聖が勝ち２連勝となりました。私が見始めた時にちょうど井山碁聖が優勢になるところでした。以降は碁聖戦ということもあり安心して見ていられました。左辺から中央の戦いで難しい戦いが続いていたのですが、一力棋聖が一気に形勢を損ね...

ついに朝日アマ名人戦全国大会の記事が日本棋院のＨＰに載りました。朝日新聞は有料記事ですが詳細な記事を載せています。残念ながら新聞には載っていないようです。今の時期に載ったのは週刊碁を意識しているのでしょうか。いずれ週刊碁は休刊になるので今...

女流名人予選Ｂ１回戦柳原咲輝初段対杉内寿子八段戦は杉内八段の体調不良により対局が実現しませんでした。この対局を楽しみにしていたので残念です。杉内八段はかなりの高齢なので大事に至らないと良いですね。それにしても柳原咲輝初段は持っていませんね...

今日から王位戦七番勝負第２局です。注目の戦型は相掛かりとなりました。今プロ棋士に最も人気のある戦型なようです。封じ手局面は後手番の藤井聡太王位の方が若干指し易い評価でした。後手番の１日目としては申し分ない進行でしょう。佐々木大地七段は中盤...

清麗戦五番勝負第１局は里見香奈清麗が勝ち２連覇に向けて幸先良く先勝しました。里見清麗は先手番をしっかりキープしましたね。西山朋佳女流三冠は後手番を落としただけなので、勝負はまだまだこれからです。この二人の対局は先手番が勝つことが多いですか...

本因坊戦７番勝負第６局は井山本因坊が勝ち３勝３敗のタイになりました。私が見始めた時にはやや井山本因坊の方が苦しかったです。お互いに秒読みに入ってから一力棋聖がポッキリと折れました。自然に見えた黒１７３のノビが敗着となりました。ここに来て７...

今日から本因坊戦７番勝負第６局です。序盤から見たことのない変化が連発です。とりあえず白１２（Ｃ１２）が印象的です。しかも白３子をすぐには助けないんですね。付いて行くのが大変です。この碁形でも封じ手局面でほぼ形勢が互角と言うのがさすがです。...

仲邑菫女流棋聖の韓国女子リーグ参戦がテレビを中心に話題になっていますね。どれも１分以上放映しているのでなかなかの注目度です。１回戦は残念ながら仲邑菫女流棋聖が負けたとのことです。こんなに注目を浴びるのは韓国との関係が良くなって来ているのも...