東北六県大会出場報告記（１日目）

興奮が冷めない内に東北六県大会の出場報告記を書き込みます。
今回は大会１日目です。

１日目の岩手県の組合せは以下の通りです。

●１回戦
宮城県－岩手県
×Ｙ原－まつひか○
×五十嵐－Ｋ谷○
×伊藤－kan○

宮城戦は副将戦が厳しいと思っていたので３－０で勝ったのは望外でした。
私は伊藤さん相手に前半で優位を築くもののその後かなりもたもたして逆転されました。
ヨセで挽回したものの小ヨセで自分が見ていない手を打たれて小差ながらリードを奪われました。
半コウを争っている最中に私のコウダテが無コウと勘違いされ終局間際の大逆転が起きました。
普通に受けていればコウダテも足りずに１目半負けでした。
このような逆転勝ちは今までの対局で記憶にありません。
結果的に勝ったものの後味の悪い勝ち方でした。
本来は完勝しないといけない碁形でした。
大優勢になってから勝ち切れないのは最近の傾向でもあります。
Ｋ谷君は五十嵐さんに勝ったことにより昨年の大将戦優勝を完結させました。

●２回戦
岩手県－青森県
○まつひか－野口×
×Ｋ谷－嶋脇○
○kan－鈴木泰×

まつひかさんが勝ったお蔭で辛うじて２－１で勝ちました。
私は例によって前半で大優勢を築くもののその後決め手を欠いてヨセ勝負まで持ち込まれました。
最後は少し足りないと見ていた相手の読みが雑になり超大石を取ってジエンド。
この碁は完勝しなければならないほど差が付いていたはずです。
勝ったものの全くいただけない内容でした。
今日の内容ではまつひかさんに調子が悪いと言われても仕方がないですね。
いずれ１日目は団体２連勝発進、個人戦連勝と文句なしの成績に終わりました。
選手はもちろんのこと過去２大会２連敗発信していたＮ澤監督が大喜びしたのは言うまでもありません。

今大会から各県の選手団が参加する懇親会が復活しました。
この懇親会に参加したくて大会に出場していると言っても過言ではありません。
同じテーブルには１回戦で対局した宮城県選手団が居ました。
隣がちょうど伊藤さんだったのでいろいろと話をしました。
対局したばかりだったので打ち解けるのも早かったです。
これが囲碁の効能の一つですね。
他にも他県の話したい人とはだいたい話しました。
各県の監督からの挨拶も面白かったです。
特に秋田の菅原監督には岩手の外柳プロを招いた強化練習当日の模様を暴露されました。
この日に私の練習相手を務めていただいた菅原監督には感謝です。
ここで残念なお知らせを福島の金田監督から聞きました。
福島の前監督のＳ藤さんが亡くなったとのことでした。
１年前に同じ監督として親しく話したばかりだったので絶句しました。
持病があったとは言え早い別れでした。
懇親会の後はＮ澤監督、まつひかさん、裏嶋太郎さんと２次会に行きました。
まつひかさんは他にやりたいことがあったので早々に切り上げました。
私は対局日の夜は飲みたい派なので残りの二人に付き合っていただきました。
お蔭様で部屋に戻って早々に就寝することができました。
そして、予定通りの時間まで寝ることができました。
睡眠時間の確保がこの大会の大テーマです。
今大会は今までで一番うまく行ったと思います。
遅くまで（と言っても２２時過ぎ）付き合っていただいたＮ澤監督、裏嶋太郎さんに感謝です。