名人戦7番勝負第6局は一力遼棋聖が勝ち名人奪取を果たしました。
https://www.asahi.com/igo/
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/49meijin6_4.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b9080d0186e3af1a27b9b25a9288ad0ab3da22a
一力棋聖は初の名人位を獲得すると共に史上4人目の棋聖名人となりました。
今は大二冠になっているので、過去の達成よりも価値があります。
4冠にもなり文句なしの日本棋界第一人者となりました。
反対に芝野虎丸名人は無冠に転落です。
これだけの実力者でも無冠になるのですからトップのレベルが高過ぎます。
ただし、王座戦と天元戦で挑戦者になっているので、すぐに無冠返上の可能性は十分にあります。
本局は封じ手局面から一気に形勢が傾いたようです。
黒103のアテコミを打つタイミングが悪かったようで、ここからは黒にチャンスが巡って来ませんでした。
逆に全くチャンスを与えない一力棋聖の安定した着手が圧巻でした。
相当前半をうまく打たないと勝つのが大変かもしれません。
さすが現役の世界チャンピオンです。
なお、封じ手予想はようやく当たりました。
自分の第一感を信じた甲斐がありました。
これで1勝5敗に終わりましたが、最後に勝ったことで再転向の検討は見送りです。
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