岩手アマ棋聖戦挑戦手合の結果

11/24に岩手アマ棋聖戦挑戦手合が行われ、挑戦者の鳴海晴康さんがK谷棋聖を破り2年ぶり2回目の優勝を果たしました。
本当は読売新聞の記事を紹介したいのですが、ネットでは載っていなかったので結果だけ載せます。
K谷君にも十分にチャンスがあったのですが、楽観から最後は大差の10目半で終局しました。
終局時に持ち時間が20分以上残っていたことからその楽観ぶりが分かるかと思います。
持ち時間は例年通り60分、秒読み30秒で、鳴海さんは秒読みに入っていました。
本局の序盤はK谷君ペースだと思っていましたが、AI評価値によるとそれほど差が付いていません。
この辺りが鳴海さんのしぶといところです。
終盤にK谷君が鳴海さんの大石を獲るチャンスがあったのですが、これを見逃し大勢が決しました。
ずっと観戦していましたが、後日D堂君の観戦記が載る予定なので詳細には触れません。
この結果、鳴海さんが県内5大タイトルの内3冠を占めました。
K谷君が防衛すれば今年の岩手MVPはK谷君と思っていましたが、鳴海さんを推すしかないでしょう。
鳴海さんは来年4月に行われる岩手王座決定戦で自身初の4冠獲得を目指します。
鳴海さん、改めて優勝おめでとうございます。
来年遠野で待っててください。(笑)

コメント

  1. まつひか より:

    どちらをMVPにすれば良いか迷っていそうなので、岩手王座戦優勝・大将戦勝ち越し(五十嵐くんに唯一勝利)・一力遼杯3位で、挑戦手合の直前に2人を鍛えた私をMVPにする手もありますよ(嘘)

    挑戦手合の棋譜を見た感想ですが、2人とも筋が終わっているのはさておき、熊谷さんにいつものキレが無いように思えました。

    前日に熊谷さんを鍛えたつもりが、短手数でボコボコにしたことで自信喪失させてしまったのかもしれません・ω・

  2. まつひかさん、コメントありがとうございます。
    私もK谷君にいつものキレを感じませんでした。
    防衛戦ということで気持ちが守りに入っていたかもしれません。
    全国大会の時のような気持ちで臨めば良いのにと思いますが。
    来年こそは遠野に行って奪還してください。

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