昨日、岩手県民共済杯小学生・中学生囲碁大会が行われました。
今大会はＡクラス８名、Ｂクラス８名、初心者クラス７名が参加しました。
当初は２０名を切るのではないかと心配していましたが、２３名と何とか形になりました。
普段囲碁センターに顔を出さない生徒が参加するので貴重な大会です。
大会結果の方は以下の通りです。
Ａクラス
１位 千葉 紬喜 三段
２位 宮野 新大 二段
３位 古川 愛咲 三段
Ｂクラス
１位 佐藤 龍輝 １６級
２位 藤井 沙羅 １４級
３位 熊谷 紅葉 １４級
今大会はどちらもちょうど偶数ということもありスイス方式で行いました。
なので、３回戦で３連勝しても優勝確定ではありませんでした。
実際、Ａクラスは４回戦で紬喜さんが愛咲さんに敗れていれば、新大くんの逆転１位でした。
紬喜さんは非勢の碁を相手の見損じで逆転勝ちしました。
敗れた愛咲さんが泣いていたのが印象的です。
Ｇ１大会でないのにこんなに悔しがるとは、やはり只者ではありません。
紬喜さんとしても中学生で１学年下の愛咲さんに負けたくなかったはずです。
この二人は普段とても仲が良いのですが、お互いに刺激し合って同じようなペースで強くなっています。
上達には良きライバルの存在は大きいですね。
新大くん、昂くんを含めた有段者４人は続けていれば間違いなく中学生中には囲碁センター５段以上になりますね。
彼らの成長は自分にとっても大いに刺激になります。
なお、今大会の審判長は日本棋院の森智咲二段が務めました。
初心者指導から級位者相手の４面打ちと大活躍でした。
聡明で人当たりが良く、関係者からの評判がとても良かったです。
今後も機会があればお願いしたいですね。
誰が彼女を指名したかは言うまでもないでしょう。
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