天元戦第４局一力棋聖が勝ちタイトル奪還

天元戦五番勝負第４局は一力遼棋聖が勝ちタイトル奪還を果たしました。
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/49tengen4.html
https://kahoku.news/articles/20231206khn000021.html
一力棋聖が大乱戦を制しました。
序盤でペースを握り中盤で互角に戻されましたが、優勢な時間帯がほとんどなので完勝と言えるでしょう。
今回のタイトル奪取で関航太郎天元に対する苦手意識は払拭できたでしょうか。
これで３冠となり名実共に日本囲碁界の第一人者となりました。
文句なしで今年の最優秀棋士獲得です。
ただし、７大タイトルは３人のみとなったので、３強時代とも言えるかもしれません。
失冠した関航太郎天元は名人戦リーグ入りと振り替わりになりました。
名人戦リーグでどれだけ勝てるかで今後の評価が決まって来るでしょう。
なお、河北新報の記事はご覧の通り大きかったですね。
自社の社員が３冠獲得となれば破格の扱いです。