王座戦第５局井山王座が勝ち３連覇達成

王座戦五番勝負第５局は井山王座が勝ち３連覇を達成しました。
https://www.nikkei.com/culture/go-shogi/
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/71_5_1.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/08833854ba3f0b3049738ab88b42fad3946a7d64
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d044635afc789a5f5f085fc8da58468b6477ecd
https://news.yahoo.co.jp/articles/0abe7a7d3006360c7c88c6824a0ed628c711eb5f
＃ 今週は嵐のような１週間でしたが、終わり良ければ良しということですね。
私が見始めた時には既に白の井山王座が勝勢でしたが、名人戦第６局のこともあるので心配ながら応援していました。
途中からは自分に交代しても大丈夫なほど形勢が離れていたので投了を待つだけでした。
本局はずっと序盤から競っていたのですが、右辺のヨセで誤算があったようでここから徐々に差を付けられました。
大差でもなかなか投げなかったのは余正麒八段の無念さの表れだと思います。
終局後のインタビューでも負けた無念さを隠せませんでした。
今回はタイトル獲得を逃しましたが引き続き精進を続ければまたチャンスは到来すると思います。
名実共に令和四天王になるのは時間の問題だと思っています。
井山王座は今回の防衛で王座通算９期となり名誉王座獲得まで後１期となりました。
通算１０期での名誉称号獲得は実現すれば棋界初となります。
明らかに５連覇での達成より大変ですからね。
お蔭で名誉名人にもなかなかなれません。
今更ですが通算での獲得は８期ぐらいが妥当のように思います。
＃ 決して通算７期で永世竜王になった羽生会長に茶々を入れている訳ではありません。
なお、今回の防衛は地味に大きく国内序列３位を守りました。
来年の国際戦は確実に出場できる訳ではありませんが、出場できる可能性は高くなりました。